レンジで出来る! 祖母のローストビーフ 虎の巻
我が家のお正月は、毎年祖母が秘伝のローストビーフを焼いてくれます。これがとても美味しい!
例年楽しみの一つです。
ですが、祖母ももう御歳76……。
だれかが引き継がねばなりません。
そこで、ここは長女のわたしが、
人肌脱ごうじゃないか!
というわけで、今回は普段の暗〜〜〜いブログから趣向を変えまして、秘伝のローストビーフレシピを、世界中にばらまいてしまおう、という回です。
せっかくの大晦日ですしね。
皆様も是非堪能してください。
まず。
でっかいお肉を2枚用意します。
って。ん?
え?
8584……………?
なにこの数字。
訂正します。
「どこで買ったの?」
というお値段のでっかい肉を2枚用意します。
そして。
「いや、どこで買ったの?」
という量の背脂を用意します。
手のひらより大きい。
あとは、
「生姜とニンニクを大量にすりおろし」
「タコ糸」と「割り箸」
「塩」
を用意するだけ。
ここから始まります。
①肉に塩をすりこむ
なるべく薄く引き伸ばすように、
まんべんなく擦り込みます。
多すぎてもいけない。
少なすぎてもいけないそうです。
②生姜とにんにくで包み込む
わたしは結構おおざっぱなのですが、零しながら作業をしていると「無駄にしない!」と叱られました。すみません……。
(祖母は手際が良い。惚れ惚れ…)
順番はどちらでも良いそうです。
今回は生姜の方が少ないので、
先に擦り込むことに。
③背脂を貼りつける
隙間ができても大丈夫。
後ほどタコ糸で括りつけるので、
細かいことは気にせずにバンバン貼ります。
すでにいい匂いがしています。
こんな感じ。迫力満点です!
④タコ糸でしっかり縛りつける
結び方は、
①上の方で一回りして1度結ぶ
②縦に細かく紐を回してから
③横に大きく縛っていく
④もし緩かったら、斜めにも
⑤始点と結び合わせて終わり
しっかり結べていれば、どんな形でも構いません。
⑤30分から1時間ほど放置
味が染み込むまで、このまま放置。
家中に罪の香りが漂っております。
あ^~たまらねえぜ。
早く焼いてしまいたい。
⑥大きめのお皿に、「井」の形に割り箸を配備
これをやらないと、レンジが油まみれになってしまいます。あの背脂の量ですからね。恐ろしい。底が浅すぎると、思ったより油が出て地獄を見るので、しっかり深めのお皿を選びましょう。
⑦600Wのレンジで15〜20分焼き上げる
ついに焼きます!
そう、このローストビーフはレンジで出来る!
ここからはもう文明任せ。
人間にできることは涎を垂らすことだけ。
(行ってらっしゃい!)
焼き上がりを楽しみに、しばし待ちましょう。
⑧完成!
うひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!美味そう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
焼きあがったあとは、中身に熱を通すためにアルミホイルに包んでおいておきます。あとは、明日の朝をお楽しみに。
(眠れ迷える牛よ……)
我が家は大家族なので、とにかく量が多いのですが、少量でも美味しいのでやってみてくださいね。大事なのは背脂をケチらないこと!
難しいレシピではないので、
皆様も是非お試しあれ!
今年も1年間ほんとうにお疲れ様でした。
なにより生き残ったことが素晴らしい。
ゆっくりお風呂に入って、美味しい物食べて、素敵な年越しをお過ごしください。
2021年、良い年になりますように。
2020/12/31