NARRATIVE

闘病日記と化した雑記です。

2019-01-01から1年間の記事一覧

いつかかえるところ.

「なんのために演劇をやっているのだろう」 おそらくあらゆる演劇人はこの疑問にぶち当たる。 私は、人間である限り、どんな人間にも演劇をやる資格はあると思う。 ただ、一つだけ忘れちゃいけないことがあるんじゃないか。 それは、人間を大切にできるのか…

演劇について:備忘録(2019/12/08)

演劇は神に捧げるものだった. =あらゆる演劇は捧げるものなのだ. 自分のために,自分を見せるために, 演劇をやるという選択肢は最初からない. という基礎中の基礎に改めて気づかされる. シェークスピアの偉大さ.有難い. ①神への供物としての自分に酔う, ②自分…

命の使い方

電車に乗った。 結婚だとか、出産だとか。 早くいい相手を見つけなさい。 いいお仕事につけるように努力しなさい。 義務みたいに語られる言葉を聞いていた。 なんとなく、不寛容な気がした。 時々こういう不寛容さを感じる時がある。 テレビから流れるワイド…

Be yourself no matter what they say.

Sting - Englishman In New York (Official Music Video) - YouTube 今日は本当に星が美しい夜だった。 何度も泣きながら歩いた帰路。 今夜もまた無意味に感覚が鋭くなる。 月は見えていない。 昔……。 その子は言った。 「私、こんな風に悪口言われてると思…

バランス感覚

先月Twitterを始めた。 ありがたいことに、舞台を見に来たお客様から、「Twitterやってないんですか?」という声が多く寄せられたからだ。 ただ、どうにも気が滅入る。 というのも、何を呟けばいいのか。 日々の思索を話すと、重い気がする。 どうも、浮いて…

今夜の思索

この記事自我が強すぎてあんまり好きじゃないのでそのうち引き出しにしまおうと思います… 眠れない夜は思索に限る。 ノンストップでいこう。 ふと気づいたことがある。 私は寂しいと思うことがあんまりない。 なぜなら、常に私には、「ジブン」という滅茶苦…

詩①

私がもし小説家だったら。 この思いを文にしたためて、 あなたに届けるのに。 私がもし音楽家だったら。 この思いを音楽にのせて、 あなたに届けるのに。 私がもし劇作家だったら。 この思いを役者にたくして、 あなたに届けるのに。 私は役者だから。 他人…

蝉時雨と芸術家

継続していた更新を、しばらく怠っていた。 目の前の現実が騒がしく思考する余裕を失い。 気づけば、もう8月が終わりかけている。 演劇というもの。 いや、ありとあらゆる芸術の題材になっている。 夢追い人の話。 とにかくこれが、多いのだ。 最近、そのよ…

better late than never!

①セット ②スタート ③フィニッシュ ④リセット この4つのうちどれか1つでも欠けてはならぬ。 曖昧にしてはならぬ。 明確に区別して挑まねば。 自分の人生は自分のオーダーメイドだ。 _______きりとり_______ 人は、水物だとおもう。 人間について考えていくと…

自我

自分のアイデンティティが希薄だから 他人を攻撃するのだろうな。 授業にて。 いじめについてのビデオをみていた。

探すもの

そこら辺に堕ちてる木くず拾ってもいいけど。 他人の言葉を借りてもいいけど。 年齢とか性別とか。 分かりやすいものに置き換えて考えてもいいけど。 やっぱり私は。 深海魚を新しく発見したい。 風の行方を知りたい。 星々の輝きを観測したい。 眼光迸る瞬…

コンクールではなくコンサートで輝ける人

コンクールではなく、コンサートで輝ける人に。 今日言いたいのはそれだけです。

雑談

この前、とある飲み会にて話していた。 ヘラヘラ笑っていたら、 突然ある男の子が真剣な表情で聞いてきた。 「わちこさん。 将来結婚する女性を選ぶなら、 どんな人がいいと思いますか?」 なるほど。 ふふ。 いや、男に聞けや。知らんがな。 私ちんちんない…

複雑

人間はもっといろんな表情があるはずなのに、SNSには同じような表情、角度、無感動な顔ばかりが並んでいる。「可愛い」という概念が固定化されてきたのかもしれない。これは携帯の普及で、概念が波及するのが加速度的に早まっているからなのではないか。世界…

毎日私のお葬式したくね?

連日の湿気で脳みそがふわふわしてる。 私は明確に外界の影響を受けて生きてる。 あんまり関係なく生きられる人いるじゃない。 雨の日も風の日も病める時も健やかなる時も。 安定して生きられる人。眩しい。 いや、そんなことないんだろうけどさ。 きっとみ…

Bluetoothって怖

え、こわくない? いや今日電車乗ってたんよ。 んで、ボケーーーっと過ごしてて。 最近専らザナルカンドにて、を聞いてて。 ふと、考えたわけさ。 Bluetoothって怖くね? えっこれなんで聞こえてんの。 なにピアノの旋律に酔いしれてんの私は。 繋がってない…

観念について④花

なんだこれは。 触手? なんかいい匂いがする。 私はそれを1歩引いてよく見てみる。 あ、「花」だ。 目の前に「花」がある。 触手だと思ったものは、「雌しべ」だ。 「花びら」の調和。 『うつくしい』 気がする。 私はそれを1歩引いてよく見てみる。 「花」…

観念について③容れ物

例えば。 私の食事は、私の栄養の容れ物だ。 私の住処は、私の生活の容れ物だ。 私の劇団は、私の表現の容れ物だ。 私の身体は、私の精神の容れ物だ。 私の言葉は、私の思考の容れ物だ。 私の人生は、私の物語の容れ物だ。 ▽ ▽ ▽ ▽ 容れ物は所詮、容れ物なの…

適当にハイライト②

また日があいてしまった。 習慣をつけることは大事だ。 いつも忘れる。 この際、習慣出来てないことよりも、 継続ができていることを評価するか。 そう捉えるのもありだとは思える。 自分で自分を褒めるのは大切だ。 人間に大事なのはバランスと言ってくれた…

観念について②無意識

ふと思った。 今までは、人と人が繋がるということに対して、「紐Aと紐Bを結ぶ」ような感覚でいた。 独立したものが、独立したものと。 でも、実は違うのかもしれない。 毛玉のぽんぽんを作る工程のようだ。 沢山の紐が、元々1つの紐が、繋がっているのだ。…

演劇について④役者の悪夢

悪夢というのは、その人の個性が出る。 社会人だったら、仕事でのミス。 学生だったら、成績に関するミス。 詐欺師だったら… 犬だったら… ね。 とにかく、役者の悪夢というのはこんな感じだ。 私は、青少年センターHIKARIの中。 何故かわかる。 今日が、公演…

私について⑨違うかもしれない。

それは違うんじゃないですか。 と、言いたい。 いつでも。 思っている言葉が上手く出てこない。 纏まらないでモヤモヤしてる。 つい、私は頭が悪いなあ、と思ってしまう。 反論するのは、勇気がいる。 己の正しさを主張したいのか? ジブンよ。 言いたい。 …

適当にハイライト①

これは、母乳。 先日、人口母乳を飲んだ。 「母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養です」 うむ。 飲んだ瞬間の感動が忘れられない。 人は、1人では生きられない。 共存共栄。 子は母に支えられ、母は子に支えられる。 1人で生きていくことを選択した瞬間。 寿命…

とても美しいものを見た①

2019年5月24日15時01分。 電車。 私は性懲りも無く大学を遅刻していた。 東海道線はもうすぐ戸塚に到着する。 する事もなくぼんやりと立ち、電車の広告を見ていた。 換気扇を熱帯魚が出たり入ったりしている。 __宇宙と深海は繋がっているのではないか。 …

私について⑧失意の底から流れ出ては溶けるもの

これはなんだ。 この状況はなんなのだ。 冷えては温まるような感傷だ。 手を尽くせば延命できたのか。 それとも元々絶命していたのか。 歯車は噛み合わないまま、秒針は動かない。 もう時計は音を立てない。 時は止まってしまった。二度と蘇らない。 抱えて…

飛龍伝をめぐる心の巡礼①

こんばんは、御法川わちこです。 先日、八月の本番に向けて「飛龍伝」の稽古が始まりました。 今回の座組は、初めてお会いする方ばかりです。 どんな人なのか、どんなお芝居をするのか、いまだ未知数。 しかし、台本を読み込む真剣な表情がとても印象的でし…

私について⑦

「あなた人付き合い向いてないよ」 うん。その通りだな。 心の奥で深く頷いた。 何度も言われた言葉だ。 その度に思う。 「そんなこと言われて相手がどんなふうに感じるか分からないお前の方が人付き合い向いてないんじゃね?」 ……ああ、向いてない。 私は人…

私について⑥過去は私を傷つけない

PTG(トラウマ後の成長)とは|幸福度の最新研究 こんな記事に辿り着いた。 痛みの種を受け止める土壌があれば、 どんなに歪んだ過去も美しい花を咲かせるのだ。 最近つくづく思うことがある。 自己を省みる度によぎる。 「でもそれがあって今の私がいるんで…

私について⑤追い詰められる

もう逃げ場がないな。 そんな諦観まで行き着くのが当たり前になってから、どれ程の時間が経ったのだろう。なんという悪癖だ。傷ついていないと生きている実感が湧かないなんて悲しい。それを笑う余裕すら今は感じられない。 また眠れない日々が続いている。 …

私について④創造はセラピー

私は言葉にならない思いが多すぎる。 だから演劇を選んだのか。 記憶に残る1番最初の演劇体験を、 ふとした瞬間に思い出した。 小学校の芸術体験の授業。 それは「影絵」だった。 体育館に敷き詰められた数百人の子ども。 気が狂いそうなほど膨大な熱量に吐…