演劇のない夏
お引越しをしたい。
人が嫌だ。
多少不便でも構わない。
あまり人の気配がしない場所に住みたい。
演劇が痛い。
もう演劇に関われない自分も。
演劇をやれている人々も。
痛みが走ってとまらない。
やはりわたしは演劇を愛していたんだな。
夏だ。
演劇のない夏なんて初めてだ。
失ったものばかり、気を取られてはいけない。
そう思う次の瞬間に、耳元で囁く声がする。
失ったんじゃない。
奪われたんじゃないか。
そんなこと分かってるよ。
どうしたらいいんだ。
苦しい。
高校生の頃からレディー・ガガが大好きだった。
彼女はわたしの光みたいなもので、生きる指針だ。
そのガガが語っていた記事に深く共感した。
また戻ってこられるように、ここに残しておく。
いつも希望を与えてくれる。ありがとう。
※ リンク先の記事には性的暴行、自傷行為に関する記載が含まれます。
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「私も性的暴行の被害者よ。先日、ドナルド・トランプ米大統領が演説で『彼女(フォード氏)はどうやってパーティに行ったかも覚えていない。なのに、(カバノー氏から)性的暴行を受けたという彼女の主張を信じられますか?』と言った。私の答えは『イエス』よ。彼女が賢い女性であるということを私は知っている。彼女は心理学者で、バカではない。
これは科学的にも生物学的にも証明されていることだけど、暴行や、トラウマになるような経験をした人たちは“変わってしまう”のよ。脳が変えようとするの。痛みから逃れるために、自身が抱えるトラウマを箱に閉まって鍵をして、ツラい出来事を乗り越えようとするのよ。ほかにもたくさんの影響を及ぼすわ。体に痛みを引き起こすこともあれば、不安症を誘発することだってある。自分の身に起きたことを忘れたくて、事実と向き合うことから逃げずにはいられないのよ。
でも、カバノー氏が司法のトップである連邦最高裁判事になるかもしれないと知った時、フォード氏の中に長年しまってあった箱が開いたのだと私は思う。そしてその箱を開けた時、フォード氏はこの国を守るために勇気を振り絞って声を上げてくれた」
本当に長い、長い時間がかかるのかもしれない。
上記の表現が自分にとっては、オアシスのようだった。
遠い場所に、感覚として理解してくれる人がいる。
それに救われた。
支えてくれる人がいること、同じ痛みを感じてくれる人がいることに深く感謝します。1人ではない。乗り越えられると信じよう。
恐竜が見たいなあ。