……え? 前回日記書いてから何日経ったの? あっという間すぎてほとんど書くことがない。 最近、気を抜くとゴッホとゴーギャンのことを考えてしまう。先日、ナショナル・ギャラリー・ロンドンにいったということもあるのだろう。画家に関する様々なエピソード…
ほんとうにいつも明るくて笑顔の友人からLINEがきた。なんだろう? と思い見てみると、唐突に、「私彼氏の前だとめっちゃメンヘラなんだよね、もうだめかもしれない」と告白しだして焦りすぎて紅茶を零した。気がつくと周りがメンヘラまみれになることの多い…
7月が終わる。怒涛だった。 感情ジェットコースターのわたしには、穏やかな月などない。けれど、それにしたって今年の7月は濃厚だった。いろんな事が辛く思われて、散々酔いつぶれた。物理的な喪失では、携帯を水没させたのと、稽古前に車を電柱にぶつけたの…
今日も早起きした。 少しだけ自分を取り戻し始めた。 過去の投稿を見ていると、笑ってしまう。 生きてりゃなんとかなるもんだな。 しかし最近は毎日いろんなことがあるな。 ちょっとだけこのブログも非公開にしちゃった。 でも、インナーを晒すことをやめる…
なんだかここ数日の記憶が曖昧だ。 とても嬉しいこともあった。 とても悲しいこともあった。 それでも、ただただ、人に救われていた。 稽古があって良かった。心底良かった。 私の残された人生であとどれだけ人に尽くせるのか。 わたしは、もう語りたくない…
眠い。 朝から池袋シネリーブルに向かっている。 友人のすすめで「夏の夜の夢」を見るためだ。 ニコラス・ハイトナーの演出を見たかった。 1人で行動している時の安心感ったらない。 誰にも迷惑をかけずに動いている。 見た。 映画を見て声出して笑ったのは…
人を裏切った分だけ、自分を信じられなくなる。 忘れないでいようね。 (去年の今頃。元気に革命やってたね。 あの時から私は変わった。今年も変わらなきゃ) わたしは禁酒をするといい子になる。 稽古以外は基本的にお家でじっとしていた。 カズオ・イシグロ…
この2日間は、めずらしく幸せだった。 とてもとても悲しいこともあったけれど、だからこそ対人関係を尊重して過ごした。私がいつ死んでしまっても構わないように、言葉を尽くしていたのだと思う。 幸せになろうとしないと、幸せはやってこない。素直になるこ…
今日は、低気圧のせいでクソみたいな朝だった。目は開かないし、ぼんやりと、二度寝三度寝を繰り返した。寝起きに「目つき悪いね」と笑われて、なんだコイツ、と思いながら稽古に行った。どうにも身体が起き上がらないので、駅までの長い道のりを歩くことを…
6/17 昔からクソみたいな人間だから、ハングオーバーすると、いろんな悪い過去を変に意識させられる。どんだけ貯蓄あるんだよ。と、にやける自分には少しも反省の色はない。 でも、時々あの娘が泣きながら歌ったこの曲を思い出すんだよな。素人の歌で記憶に…
針落とす瞬間の緊張。 きみがよく聴いていた音楽を今、垂れ流す。 繰り返せるのはこれだけで、現実は突き進む。 あの場所にはもう2度と行きたくないけれど、 あのひとにはもう1度会いたい。 掌の皺を増やして呼吸をしている。 未来なんて知らなくていい。 …
やあ、調子はどうですか。 僕は元気です。 相変わらず、日がな一日読書にふけっています。どうしようもない社会不適合者だった僕が、今ではすっかり適応してしまっています。家にこもるのは専売特許のようなものです。むしろ、前より元気なんじゃないかな…
夢の中で ゆめみたいだ って笑った 砂漠を歩く人々 前倣えで 歩いた 喉が乾いた ような気が した あなたがオアシス ださい形容 手を繋ぎ合うなんて 分かり合うなんて 誰ともしたくなかった 差し出された水 中途半端に残した 人のために歌うな 自分のために歌…
じっとしていると、むくむく毛が生えてくる。 あんまり表情も変わらなくなる。 きゅうりを持つと、棘にびっくりしたりする。 人間は流動体だから、こまる。 からだの奥に、ことばが引っ込んでいくようだ。 固まっていく。 意識ばかり働いている。 うじゃけ…
今日は私の親友の話をしようと思う。 そう、どうでもいい自分語りの始まりだ。 うんざりだろうけれど、よかったら読んでほしい。 https://youtu.be/oygNmMISdC0 私にはハリー・ポッターに出てくる「分霊箱(Horcrux)」のような存在たちがいる。 分霊箱/ホーク…
イントロダクション。 斎藤工さんの話していたことで印象的なエピソードがあって、「本当にいい映画はエンドロールの後も、余韻として現実の中に上映されている」というような内容のことを仰っていたんですね。私にはその言葉がすごく刺さって、一つの指標と…
私の世界に必要な言葉を、別の世界に生きる誰かが、切り取って端的に表現してくれる。 こんな魔法的な奇跡が起こる。演劇の魔法は現実に波及する。 では、現実は演劇に何をしてやれるか。 最近になって思う。 私はずっと演劇に手を引かれていた…
性というものを失っても、魅力的でいられるか? 考える。 逆に思う。 性というものを失わずに、魅力的でいられるか? どちらも難しい。 匙加減なのかもしれない。なにごとも。
他人への絶対的な存在の受容は、 絶対的な拒絶によるものである。 相手のことを、自分とは違う生き物だと認めた先に存在肯定があるのであって、似た者同士だという居心地の良さや安心感にはどこか寂しさを感じてならないのだよ。 刹那的な慰めにしかならな…
ここ1週間、いつになく鬱屈としていた。 なにかに、誰かに向き合ってるうちは誠実なんだけれど、それ以外の時間が壊滅的で、ギリギリ人間を保てていないような有様だった。 みっともないんだけどさ。 こういう言葉を投じるのは、 同じような思いをしている…
今日何気なく萩が放った言葉のアンサーを考え続けていた。が、多分、「情熱の正体は、好奇心。」 この仮説があっていたとして、永遠に熱く生きるにはどうすればいいのか? 恐らく、自分よりも熱いと思う場所がある限りそこに飛び込んで、他人の熱を奪うこと…
先日Okami企画さんに出させていただきました。誠に光栄かつ素晴らしい体験でした。 (こんな芋女が、ほんとうに、ご迷惑ばかりおかけして……。 素晴らしいみなさまとご一緒できたことが人生の宝です。 ここを語り始めるとそれはそれで長いので泣く泣く割愛しま…
「なんのために演劇をやっているのだろう」 おそらくあらゆる演劇人はこの疑問にぶち当たる。 私は、人間である限り、どんな人間にも演劇をやる資格はあると思う。 ただ、一つだけ忘れちゃいけないことがあるんじゃないか。 それは、人間を大切にできるのか…
演劇は神に捧げるものだった. =あらゆる演劇は捧げるものなのだ. 自分のために,自分を見せるために, 演劇をやるという選択肢は最初からない. という基礎中の基礎に改めて気づかされる. シェークスピアの偉大さ.有難い. ①神への供物としての自分に酔う, ②自分…
電車に乗った。 結婚だとか、出産だとか。 早くいい相手を見つけなさい。 いいお仕事につけるように努力しなさい。 義務みたいに語られる言葉を聞いていた。 なんとなく、不寛容な気がした。 時々こういう不寛容さを感じる時がある。 テレビから流れるワイド…
Sting - Englishman In New York (Official Music Video) - YouTube 今日は本当に星が美しい夜だった。 何度も泣きながら歩いた帰路。 今夜もまた無意味に感覚が鋭くなる。 月は見えていない。 昔……。 その子は言った。 「私、こんな風に悪口言われてると思…
先月Twitterを始めた。 ありがたいことに、舞台を見に来たお客様から、「Twitterやってないんですか?」という声が多く寄せられたからだ。 ただ、どうにも気が滅入る。 というのも、何を呟けばいいのか。 日々の思索を話すと、重い気がする。 どうも、浮いて…
この記事自我が強すぎてあんまり好きじゃないのでそのうち引き出しにしまおうと思います… 眠れない夜は思索に限る。 ノンストップでいこう。 ふと気づいたことがある。 私は寂しいと思うことがあんまりない。 なぜなら、常に私には、「ジブン」という滅茶苦…
私がもし小説家だったら。 この思いを文にしたためて、 あなたに届けるのに。 私がもし音楽家だったら。 この思いを音楽にのせて、 あなたに届けるのに。 私がもし劇作家だったら。 この思いを役者にたくして、 あなたに届けるのに。 私は役者だから。 他人…
継続していた更新を、しばらく怠っていた。 目の前の現実が騒がしく思考する余裕を失い。 気づけば、もう8月が終わりかけている。 演劇というもの。 いや、ありとあらゆる芸術の題材になっている。 夢追い人の話。 とにかくこれが、多いのだ。 最近、そのよ…